中国に行った時の話 その1(広州編)

 近今、香港のデモや日韓の関係の話などネットをはじめとして様々な媒体から色々と海外の話が入ってきます。それに加え、周囲の方々から海外に行った時の話をよく耳にしていたので海外旅行初心者の私が2ヶ月ほど前に広州・珠海・澳門・香港に行った時の話を思い出しながら書き留めておきます。

 海外には何度か行っていますが、回数も多いわけではなく米国・中国・香港・台湾・韓国を一度か二度かぐらいで海外旅行に関しては初心者です。初心者の私が久々に海外へ行きそこで思ったことや感じたことを書いていきます。
 その為、頻繁に海外へ行く人や飛行機に乗る人にとっては「そうじゃないんだよ」と感じることもあるかと思います。
 尚、政治に関しての話は主体に置いてません。ここが便利だったとか不便だったとか文化についてとか自分が感じたことについて書いています。

チケット購入

 4月、いつものようにTwitterをぼんやりと眺めていると数人の方々が広州行きのチケットを購入しているのを観測しました。その方々がマイラー界隈ではないということもあり、少しサーチしてみるとそれが中国・広州行きのチケットだということがわかりました。中国南方航空が羽田から広州まで往復1万円でいける、中国南方航空LCCではない。これは個人的にはとても安いなと。
 それが深夜だったこともあり、スルーしてしまいましたが昼過ぎにもその話がTLに流れていました。私は友人数名に「羽田からだと往復1万円だったらしいんだけど、もう出てこない。中部でも16kらしくそっちはまだあるから行かない?」と声をかけました。2人の友人は快く話に乗ってくれた為、私はチケットを抑えました。
 チケット購入後、夕方ぐらいだったでしょうか。TLを見ていると羽田〜広州の往復1万円チケットがエラー運賃だということが分かりました。間違った価格だったそうで、キャンセルして欲しいと。ただ、「お願い」であってキャンセルしなくても良いという感じでした。私のところにもそのメールが来るのかな?と友人らと話していましたが、他の旅行会社の値段を見ても中部〜広州はどこも往復1.6万円程度でそちらはエラーではないだろうということになりました。実際にこちらはエラー運賃ではなかったそう。


Google Mapが使い物にならない

 日本で生活していると、普段Google Map等に頼りがちですが中国ではGoogleを遮断している関係上、使い物になりません。Chromeとかは普通に使えますが、Google Mapはほぼ使えないと思った方が良いです。
 百度の「百度地图」が非常に便利です。車、電車、徒歩でのルートを表示してくれます。中国にいる時はずっとこれを利用していました。
 SIMカードはドコモの国際ローミングとタイ?のSIMカードの2枚を使用していましたが、現地のSIMカードだとGoogleが使えなかったりと色々不便そうです。
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中部国際空港から广州白云国际机场へ

 機内は、日本人よりも中国人の方が多かったです。日本人も数組搭乗していましたがCAで日本語が喋れる方はほとんどいなかったです。別の日本人グループで中国語も英語も分からない方々がいた為、時折私たちが入国手続きの用紙の書き方や機内食の注文をCAさんに教えたりしていました。私たちも中国語はほとんど喋ることができませんが、簡単な会話なので... 。機内食は、日本のものだったと思います。
 数時間で広州に到着しました。位置は澳門より少し上に位置しています。

 広州白雲国際空港(广州白云国际机场)に到着すると入国手続きを済ませてから空港の外へ出て喫煙所を探しました。中国では香港を除き機内へのライターの持ち込みが許可されていない為、空港から出てくる人はどの人もライターを持っておらず、他人にライターを借りる人と火が点いている煙草を借りて自分の煙草に火を点ける人で溢れていました。
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广州地铁

 喫煙所を後にして、地下鉄(广州地铁)に乗る為、羊城通(広州で使えるICカード)を購入。地下鉄の改札付近で手荷物検査を受けてから地下鉄へと乗ります。日本では鉄道で手荷物検査がありませんが、向こうでは簡単な手荷物検査が行われます。地下鉄で段ボールに入った酒をこぼす人を眺めながらその日の宿へと向かいました。運賃は日本に比べると非常に安いです。
 1日目、乗った路線が中心部から離れた空港(机场)からだったというのもありあまり人が多いという印象はありませんでしたが、3日目には洗礼を受けることになりました。3日目は空港に近い白云で宿を取ったのですが、高速鉄道(日本で言う新幹線)の駅がある广州南から白云までは地下鉄で移動しました。高速鉄道からの乗り換え客なのかまず手荷物検査する場所が人でごった返していました。検査自体は早く列もすぐ捌けていましたが、地下鉄車内は満員(山手線よりは少ない)でした。私たちの目的地までは30分以上乗車が必要でしたが結局最後まで座れることはできませんでした。
 車内はスーツを着た人などはおらず、20代ぐらいの若者がとても多かった印象。TikTok(抖音)をスピーカーで垂れ流す人やゲームをイヤホンもせずに音声を垂れ流す人、そんな状況下で電話で会話する人、一緒にいる家族や友人と会話する人.......日本と違って皆がやりたい放題やっていました。ただ、不思議とその状況下で山手線に乗っている時のようにイライラすることもなく、皆周囲のことはあまり気にしていないようでした。老人がいたら席を譲る人はいましたけどね。これは本当に羨ましいなあと。日本にいるとどうしてもうるさい人がいれば気になるし、ピリピリした空気になります。しかし、ほとんどの人が音に関して全く気にしていないのを見るとそんなこと気になりもしません。
 地下鉄は今も新しい路線を建設中だったり乗った路線も最近開通した路線だったりとどんどん大きくなっていってる模様。


The Ritz-Carlton Guangzhou(廣州富力麗思卡爾頓酒店)に宿泊

 日本にも4カ所で展開している高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」に宿泊しました。日本だと沖縄に宿泊したことがありますが泊まった時、1人頭4〜6万払ったような気がします。(正直全く覚えていない)宿を決める際に、どうせなら安く済むし高級ホテルばかり泊まろうみたいな話になって今回の旅行は高級ホテルのみ泊まることにしました。LINEトラベル経由のbooking.comが10%か20%バックやっていたのですが、spgアメックスで予約する方が良さそうという話になって結局spgアメックスを使って予約。日本円にして3人1部屋で4万円行かなかったと思います。当日、無料でアップグレードもして頂けてとても満足でした。
 中国の高級ホテル、複数人で泊まると非常に安いです。日本のビジホよりも安かったりします。本当に「えっ?こんだけで泊まれるん?」という感覚。
 夕食は外のレストランに食べに行ったのですが、食事中に煙草を吸わない代わりに街のあちこちに喫煙所が設けられていました。ご飯に関しては日本とそんなに物価は違わないかなという印象。
 広州という街は若者が非常に多く、国土が大きいというのもあってか街全体が発展しているのにも関わらず道も広く、建物もいちいちスケールがデカい。夜、夕食を食べに行くと高級車を乗り回す若者や広場でスケボー等で遊ぶ若者がいてイケイケで街全体が活気に溢れていました。
 ホテルから見る広州塔や謎のライトアップ、様々なものに圧巻されてその日の夜は満足な眠りにつきました。
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